日本共産党
川崎市議会議員(川崎区)

後藤まさみ

ブログ
2020年5月30日

川崎市 特別定額給付金(10万円)の申請書が26日から順次発送。

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新型コロナウイルス感染のために、市民のみなさんのくらしや苦境に立たされました。当初自民党からはお肉券やお魚券の提案がありそれに対して多くのみなさんから、そんなことでは苦境は乗り越にえられないと批判が広がり、次に、提案し閣議決定までしたのが非課税世帯まで落ち込んだ世帯への給付でした。これに対しても、区別なくすべての人に給付をという声が広がり、10万円給付が実現したものです。閣議決定までして決めたことを覆すことができた!政治は国民のみなさんの声で動く。声を上げれば政治が動くことを実感しました。

そして事務手続きは国から自治体へとゆだねられました。各自治体は一日も早く市民のみなさんの手元に届けようと作業を開始しました。しかし、川崎市はいつごろになるか明らかにしませんでした。国から地方創生臨時交付金というコロナ対策のために使ってもよいというお金が交付されました。各自治体は休業や自粛になり売り上げが激減した商店や飲食店へ休業補償や家賃補償を行う、医療機関への直接支援など、困っている市民のみなさんの手元に直接届くような施策を行いました。しかし、川崎市は国の交付金のほとんどを使って「じもと応援券」という地元中小企業、商店などで使えるプレミアム付き商品券をを発行して地域経済を回復していこうという提案をしました。商品券事態、否定をするものではありません。しかしこの商品券の使える時期がコロナが収束したころ、換金して事業者へお金が届くのはさらにその先になることがわかりました。5月末ごろにならなければ詳細がわからないじもと商品券の案内を10万円の申請書の中に入れ込みたい、そういった理由もあり、川崎市の発送時期がこんなにも遅くなったのです。私たちは議会で、一日も早く申請書を市民へ届け、給付をするようにと求めてきました。

前置きが長くなりましたが、なぜ川崎市の手続きがこんなにも遅くなったのかお伝えしたかったのです。

さて、申請書の話に戻ります。

川崎市の申請書は総務省の見本をもとに作り直しました。総務省の見本では給付金を受け取らないと意思表示をされる方のお名前の横にチェック欄があり、この見本を採用した自治体では受け取りたいと思っている方も間違えてチェックをしてしまったなどトラブルがありました。その点、紛らわさしい欄を省いた川崎市の対応はよかったと思います。

注意をする点をいくつかあげます。

①申請しないと10万円がもらえないこと。

②世帯名、住所、家族名は印字済み。記入は押印と昼間通じる電話番号、申請して日づけ、世帯主の口座番号です

③世帯主以外の方が受け取りたい場合は代理人欄に記入が必要です。

④同封する書類は、本人確認書類(健康保険証、運転免許証、パスポート、在留カードなど)と受け取り口座の番号、氏名、金融機関名がわかる部分の通帳かキャッシュカードのコピーが必要です。

なくならないように申請書の裏面に糊付けしてください。

⑤また、DV被害にあわれ避難されている方、ホームレス、外国人労働者など一定の手続きをすれば給付ができますのでご相談ください。

⑥申し込み期日は8月30日です

⑦お問合せ  川崎市の専用のコールセンターは0120-756-752です。(8時半から17時15分まで 土日祝日は休みです)

書類に不備がなければ6月中旬ごろから振り込まれるそうです。コロナ禍で大変な思いをされてきた日本に住むすべての方にむけた給付です。すべてのみなさんに給付されますように。1回限りで終わらせない、金額の引き上げをするなど引き続き求めていきます。


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